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空き家・相続などの問題で お困りの方に役立つ手引きです。

家を解体する前に知っておきたいこと【後悔しないために、最初に考えたい7つのポイント】

この記事の執筆者

著者:(株)Myla代表取締役 石射正曜

(株)Myla代表取締役 石射正曜 / 宅地建物取引士

千葉県流山市の不動産会社で、中古の戸建て・マンション、訳あり不動産まで幅広く対応。地域密着で、大切なお住まい・不動産の売却をサポート。豊富な知識と経験、行動力に基づく最適な提案を行い、地域の信頼を集めてきました。また、流山市民活動推進センター登録団体「流山・空き家を生まないプロジェクト」の発起人・会長として、空き家対策の原因療法を掲げて、社会課題である空き家だけでなく、空き家を利活用することによるまちづくりなどを推進しています。

「親が亡くなり、実家をどうするか考えなければならなくなった。」
「何年も空き家になっていて、このままでは近所にも迷惑をかけてしまう。」
「古くなった家だから、もう解体するしかないと思っている。」

このような理由から、家の解体を検討される方は少なくありません。
しかし、お話を伺っていると、多くの方が悩んでいるのは「解体工事」そのものではありません。

本当に困っているのは、以下のような「解体する前」の悩みです。

  • 家の中に荷物がたくさん残っている
  • 遺品整理が終わらない
  • 仏壇や神棚をどうしたらいいか分からない
  • 庭木や物置も処分しなければいけないのか不安
  • 解体費用がどれくらいかかるのか分からない
  • 更地にした方がいいのか、そのまま売った方がいいのか判断できない

だからこそ、私たちは最初にお伝えしたいことがあります。

解体は、最初に決めることではありません。
まずは現在の状況を整理し、本当に解体が最適なのかを考えることが大切です。

1. まずは「何に困っているのか」を整理してみましょう

実家の解体を考える理由は、人それぞれです。

  • 相続したけれど住む予定がない
  • 管理が難しくなった
  • 老朽化が進み、安全面が心配
  • 売却を考えている
  • 固定資産税や維持費を抑えたい

理由によって、選ぶべき方法は変わります。

「解体する」という結論ありきではなく、「どうすれば一番良い選択になるか」という視点で考えることが重要です。

2. 荷物が残ったままでも相談できます

「家の中が片付いていないから、相談するのはまだ早い。」
そう思われる方も少なくありません。

ですが、実際には荷物が残った状態でご相談される方は多くいらっしゃいます。

家具や家電、衣類、アルバムなど、長年暮らした家には多くの思い出があります。
一人で片付けようとすると、何か月もかかってしまうこともありますよね。

まずは家の状況を確認し、必要に応じて遺品整理や残置物の整理も含め、どのような順番で進めるのが良いかを考えることができます。

3. 思い出があるから、すぐには決断できなくて当然です

実家は、単なる建物ではありません。
子どもの頃に過ごした場所であり、家族との思い出が詰まった場所でもあります。

「壊してしまって後悔しないだろうか。」
「親が大切にしていた家だから迷ってしまう。」
そんなお気持ちになるのは、ごく自然なことです。

一度解体すると、その建物を元に戻すことはできません。
だからこそ、焦って決断するのではなく、売却や活用なども含めて検討することをおすすめします。

4. 解体以外にも選択肢があるかもしれません

古い家だからといって、必ず解体しなければならないとは限りません。

例えば、

  • 古家付き土地として売却する
  • リノベーション前提で購入したい方へ売却する
  • 賃貸として活用する
  • 古民家として再生する

など、建物を活かせるケースもあります。

例えば流山市では、子育て世代の転入が続いているエリアも多く、立地によっては古家付きのまま購入を希望されるケースもあります。

「古い家=解体」と決めつけず、その地域の需要も踏まえて判断することが大切です。

5. 地域によって事情は異なります

家の価値は、建物だけで決まるものではありません。
周辺環境や人口動向、土地の需要によっても大きく変わります。

流山市のように人口が増え続けている地域では、空き家対策や土地活用に関する制度も整備されており、建物の状態や立地によっては解体しない方が良いケースもあります。

全国どこでも同じ答えになるわけではないため、その地域に詳しい専門家へ相談することが大切です。

6. 解体費用だけで判断しないこと

解体には工事費だけでなく、

  • 残置物の処分費
  • 樹木や庭石の撤去費
  • 各種手続き
  • 解体後の土地活用

なども関わってきます。

また、更地にすることで固定資産税の扱いが変わる場合もあります。

「解体費用が安いから」という理由だけで決めるのではなく、解体後まで含めた全体の計画を考えることが重要です。

7. 相談するタイミングは「解体を決める前」です

「荷物を片付けてから。」
「解体業者を決めてから。」
「家族で話し合ってから。」

そう考えているうちに、時間だけが過ぎてしまうことも少なくありません。
しかし、本当に大切なのは、その前の段階です。

  • 解体した方がいいのか
  • 古家付きで売却した方がいいのか
  • 解体費用をかける価値があるのか
  • 活用できる方法はないのか

こうしたことを整理してから進めることで、後悔のない選択につながります。

まとめ

家の解体は、人生の中で何度も経験することではありません。
だからこそ、不安や疑問があるのは当然です。
まずは「解体するかどうか」を決めるのではなく、「今の家をどうするのが一番良いのか」を整理することから始めてみてください。

流山市や近隣エリアで実家や空き家についてお悩みの方は、解体・売却・活用まで含めてお気軽にご相談ください。
建物の状態や地域の特性を踏まえながら、ご家族にとって最適な選択肢を一緒に考えます。

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