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物件売却経験者に聞く① こだわりの宣伝写真で内覧希望者多数!

石射正曜さんの顔写真

この記事の執筆者

(株)Myla代表取締役 石射正曜
宅地建物取引士

千葉県流山市の不動産会社で、アパートやマンションから新築、一戸建てまで幅広く対応。地域密着で住まいや不動産の売却をサポートし、英語対応も可能です。地域の信頼を集めるパートナーとして、豊富な知識で最適な提案を行います。また、「流山・空き家を生まないプロジェクト」の会長として、空き家対策にも取り組んでいます。

2年ほど前にマンションの売却をされたSさん。物件情報の公開とともに多数の内覧希望者があり、購入時の金額を大きく上回って売却することができました。物件売却のためにSさんがどんな工夫をされたのか。全3回にわたってお話をうかがいます。

子どもたちの進学で売却を検討

―売却されたのはどのような物件でしたか

Sさん:2004年9月に購入したマンションです。4LDKで、約80㎡(約25坪)です。市内で一番大きな駅から1.5㎞ほどのところにある閑静な住宅街です。

―新築マンションですか

Sさん:いえ、1年落ちの中古でした。かなりきれいな状態で、当時約1950万円で購入しました。

―何年住んだんでしょうか

Sさん:売却完了が2023年1月ですから約18年4ヵ月住んでいたことになりますね。ローンの残金はあと100万円でした。

―売却のきっかけを教えてください

Sさん:4人暮らしから2人暮らしに家族構成が変わることでした。ふたりの子どもが大学進学で家を出るので、広い住まいは必要なくなりました。

―なるほど、仲介の不動産会社はどうやって選びましたか

Sさん:不動産会社は2社と交渉しました。まずA社に物件の内覧に来てもらい、私たちの要望をヒアリングしてもらい、そしてご提案をいただきました。次いで2つ目のB社にも、同じようにご提案をいただきました。

Sさんは大学生のお子さんがいる40代 お仕事は企業のIT課題を解決している

不動産選定の決め手と査定額

―選定の決め手は

Sさん:提案内容を比べるとA社さんに分がありましたので、そちらで決定しました。提案の魅力は、既にホットニーズのお客さんを持ってらっしゃったということで、売り先候補がありますというところですね。あとチーム体制でやられるということで、複数名で対応が可能という点が良かった点です。

―物件の査定額はいかがでしたか

Sさん:A社さんから坪単価125万円くらいで売却を進めるということで提示されました。それに対して「もうちょっと営業としてがんばっていただけませんか」と要望はしました。 

(注釈)最終的にSさんのマンションは坪単価138万円:約3500万円で売却されました

―物件の査定額は2つの不動産会社で違いはありましたか

Sさん:両社ともに110万~120万円が坪単価で適切なところだろうという話でした。もちろんいくらで売却するかは、こちらの方で勝手に決めていいんですが、あまりに高くしたら誰も買わないので適切な金額っていうのが一応ありますよね。

―不動産A社との契約形態はどうしましたか

Sさん:ご存知のように、媒介契約には「一般媒介」か「専属媒介」があります。簡単に言うとどこの不動産会社でも取り扱いますよっていうのが「一般」の方で、1社の不動産会社しか取り扱いませんっていうのが「専属」です。私は担当営業に熱心に動いてもらいたいので「専属媒介」で依頼をしました。

―不動産会社との契約は問題なかったですか

Sさん:スムーズに済みました。

「自分で撮りたい」こだわりの宣伝写真

―さていよいよ売却活動ですが、まずは何からはじまりますか

Sさん:まずはマンションを案内・宣伝するための写真を準備します。A社さんの方で宣伝用の撮影をしてくれるんですけど、これは自分で撮りました。 

―なぜご自分で撮影したんですか

Sさん:普通に担当の方が来て写真を撮るだけのようだったんで、それなら自分で部屋を全部片付けて、自分のカメラでしかも広角レンズで、ゴミとか汚れが目立たないように真っ白に飛ばして撮影しようと思いました。

―すごいですね、Sさんはカメラくわしいんですね

Sさん:写真は好きで長年やってたんです。デザインの仕事もやっていたので、仕事としても撮影することがたまにありました。

Sさんが撮られた物件の写真はまるでモデルルームのような雰囲気!

―そうですか、写真が準備できると次は何をしますか

Sさん:不動産情報サイトに掲載が始まります。A社さんも自社サイトを持っていて掲載はしますが、大手の不動産情報サイトも積極的に活用します。

大きな反響で購入希望者が即決

―いよいよ宣伝がはじまったわけですね、反響いかがでしたか

Sさん:1カ月しないうちに、2~3週間で5組の内覧がありました

―すごいですね、内覧はどんな感じですか

Sさん:週末に私が家にいて対応しました。時間は1組あたり20分くらいでした。

—内覧の方には何か聞かれたりしましたか

Sさん:だいたいが「住まわれててどうですか?」っていう質問ですね。それに対して、このマンションは立地がいいので、「スーパーはすぐ隣です」と「学校も隣です」っていう2つを伝えました。

—みなさんの反応はいかがでしたか

Sさん:家族連れの方には、必要なお店が近くにあること、それからお子さんがいらっしゃるんで学校が近いこと、この2つはプラスメリットだったように感じますね。

—Sさんのマンションは人気の学区にあったんですよね

Sさん:そうなんです。県立高校は当該学区に住んでないと受験できない制度なんですが、うちの隣にある進学高校は人気があるんです。実際ご購入してくださった方のお子さんも、その高校に入学希望だったんです。

—内覧に来た方たちは何歳くらいの方でしたか

Sさん:30代後半から40代くらいで、お子さんが受験を控えている家族だったですね

—そして無事に購入者が決まったんですね

Sさん:はい、最初に手を挙げてくれた方に決まりました。しかも、値引き交渉などもなく、こちらの提示価格で購入するということになりました。


適切な不動産会社選びとこだわりの宣伝写真で早々と購入希望者が決まったSさん!写真は本当に「住んでみたい」と思わせる素敵なものでしたね。

流山くらし不動産でも、専門のスタッフが的確な査定を行い、お客様のご要望を第一に不動産売却をサポートします。詳しい情報や相談は、流山くらし不動産の公式サイトをご覧ください。

次回のインタビューでは、購入希望者との物件引渡しまで経緯や、実は同時期に同じフロアで別の物件の売り出しがあったことなどをお聞きしていきます。どうぞお楽しみに!

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石射正曜さんの顔写真

執筆者情報

(株)Myla代表取締役 石射正曜
宅地建物取引士

千葉県流山市を拠点に活動する不動産会社。
アパート・マンションから新築一戸建て、中古マンション、中古一戸建てまで、幅広い不動産取引を得意とし、住まいの売却から住まい以外の不動産売却まで、地域に密着したサポートを提供しています。
英語での対応も可能で、地域の皆様に信頼されるパートナーとして、不動産に関する豊富な知識と経験を活かして最適な提案を行っています。
また、「流山・空き家を生まないプロジェクト」の会長として「空き家になる前の空き家対策」を活動中。

<利用上の注意>
本コンテンツは、配信日(2024年9月26日)時点の情報をベースにしています。本コンテンツは、行政との提携や専門家による内容についてのレビューを受けたものではありません。ご自身の判断により、参考情報としてご利用ください。

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